2023年度の振り返り

はじめに

こんにちは。さくてぃです。

1年ぶりの更新になってしまいました。2年目が終わったので2023年度の振り返りをしていきます。

やったこと

業務

この1年でやったことです。

  • 前年度に引き続き、既存システムをJavaにリプレイス
    • 負荷試験
    • リプレイスしたシステムのリリース
    • マイクロサービスの運用
  • 開発環境の改善(Docker環境やGitHub Actionsの改善)
  • コードレビュー450件
    • リリースを行うためのdeploymentファイルのレビューも含めると720件
  • テックブログ執筆
  • 新卒の子のメンター
  • 新卒採用業務

今年度はリプレイスしたシステムをリリースし、運用が始まったのでマイクロサービスの良い点だけでなく大変な点も身に染みて感じています。全ての運用を見越して設計・開発していくのは中々大変で、現在も不具合の修正や運用の負担を減らすための改善をチームで行っています。

あとは、書類選考や面接、面談などの新卒採用業務を行いつつ、コードレビューを頑張りました。開発に関わるPRだけで450件あり、そのPRを平均44時間で最初のレビューができました。2023年度の平日が246日なので平均すると1日1.8件のレビューをしてることになりますね。。。次年度以降も引き続きレビュー頑張ります。

業務外

業務外では初めてOSSに貢献したり、Zennにアウトプットを始めたり、カンファレンスに参加したりと技術的な活動もできました。次年度はもっと社外にアウトプットしていきたいです。

github.com

zenn.dev

ooc.dev

読んだ本

今年度は設計周りの本をいくつか読みました。マイクロサービスへの移行方法やメリデメを理解できたので、分散システムの設計についてもきちんと理解しておきたい。

読み途中

前年度も「低レイヤーの勉強をしたい」と書いてたので、プログラマーのためのCPU入門読みます!!!

あと、Rustも触ってみたい。。。

おわりに

今年度から運用業務が始まり、不具合の調査で時間を取られることが何回かありました。調査時にk8sで構築されているログ基盤の理解を深めるなどインフラ面の勉強にはなっていますが、リプレイスしないといけない機能がまだまだたくさんあるので出来るだけ不具合をなくしていきたいです。

また、藤原さんの発表スライドを読んで感銘を受けたので次年度は自分も小さいOSS作ってみます。

コードを書く隙間を見つけて生きていく技術/Findy 思考の現在地 - Speaker Deck

2022年度の振り返り

はじめに

はじめまして。さくてぃです。

去年の4月から社会人として働き始め、昨日で1年が経ちました。 時の流れは早いですね。 忘れないうちに、新卒1年目でやったこと・学んだことを記録しておきます。

やったこと

この1年間で主に以下のことをやりました。

  • 既存のシステムをJava(Spring Boot)でリプレイスしていく
  • メッセージングシステム周りの検証・実装
  • インターン生のメンター
  • 会社説明会・座談会

既存のシステムはSQLクエリにロジックが書いてあるので仕様を把握するのが大変でした。最近では、業務の背景を理解している箇所では短時間で仕様を把握できるようになった(気がする)のでRDB周りにほんの少し強くなったと思います。 リプレイス業務では既存システムをマイクロサービスに分割していく設計の途中でジョインさせていただき、設計の難しさを学ぶことができました。開発面では、アーキテクチャやシステム構成などを考慮した上で開発を進めていったので、個人で開発しているときにはあまり意識していなかった領域の勉強ができていて楽しいです。 また、社内でまだ利用していないメッセージング周りのシステムの検証やその実装を任せてもらい、新しい技術にも触れることができました。

設計や開発だけでなく、採用活動などにも参加させていただき、人に教える楽しさや伝える難しさを痛感しています。

読んだ本

1年間で読んだ本を振り返ると学生のときに学んでいなかった設計やアーキテクチャ、開発手法などの領域を勉強できていてとてもためになっています。次年度はLinuxカーネルなどの低レイヤーの勉強もしたい。。。

あと、個人的にパフォーマンスチューニングに興味があったので、達人が教えるWebパフォーマンスチューニングを読んで会社の同期とISUCONに参加しましたが全然スコアを伸ばせなかったのでいつかリベンジしたいです。

おわりに

ドメイン駆動設計に関する理解が浅いので自分の中で消化してシステムに還元できたらと思っています。 会社にはいい人が多く働いていてとても楽しいです。今は色々助けてもらうことが多いので、周りの人たちを助ける数の方が多くなるように次年度も頑張っていきたいです。